保釈中にもかかわらず、危険ドラッグを所持
元アイドルグループ「KAT-TUN」の田中聖(38)が、保釈中にもかかわらず、危険ドラッグを所持していたことが明らかになった。警視庁は16日にも、田中を医薬品・医療機器法違反(指定薬物の所持)容疑で書類送検する方針を固めたという。
田中は昨年11月18日、東京・六本木の路上で職務質問を受けた際に、大麻の違法成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と化学構造が似た化合物「THCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)」を含むリキッドを所持していた疑いがある。THCHは昨年8月に規制対象に追加された危険ドラッグである。田中は任意の調べに対し、「合法な物だと思っていた」と供述したという。
覚醒剤取締法違反で6回逮捕された過去
田中は2017年以降、覚醒剤取締法違反容疑などで計6回逮捕されている。2022年には、覚醒剤を使用した疑いと、覚醒剤を所持した疑いでそれぞれ逮捕・起訴された。その後、東京高裁などで懲役2年8月の実刑判決が確定し、現在は収監されている。
田中は「KAT-TUN」のメンバーとして、2006年にCDデビュー。同グループは、ジャニーズ事務所の人気アイドルグループとして、数々のヒット曲やドラマ出演などで活躍した。しかし、田中は2013年にグループを脱退し、芸能界を引退した。その後、音楽活動を再開するも、覚醒剤事件で次々と逮捕されるという落ちぶれぶりだった。
ネット民の反応は冷ややか
田中の危険ドラッグ所持が報じられると、ネット上では「またかよ」「何回目? 」とあきれる声が相次いだ。田中の名前を見るたびに書類送検されているという印象を持つ人も多く、「もう誰も驚かない…」といった指摘も見られた。また、「もう元KAT-TUNって言わないであげて」と、KAT-TUNのファンを気遣うコメントも寄せられた。
田中は自らの人生を台無しにしただけでなく、かつての仲間やファンにも迷惑をかけ続けている。危険ドラッグの所持は、自分だけの問題ではなく、社会にも悪影響を及ぼす行為である。田中は自分の行いを深く反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしなければならない。
まとめ
・元「KAT-TUN」の田中聖が、保釈中に危険ドラッグを所持していたことが判明し、書類送検される見通しとなった。
・田中は2017年以降、覚醒剤取締法違反容疑などで計6回逮捕されており、現在は収監されている。
・ネット上では、田中の危険ドラッグ所持に対して、冷ややかな反応が多く見られた。
・田中は自分の行いを深く反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしなければならない。